アルコールで脳&筋萎縮

暑い環境で通勤・仕事をした後やトレーニングを頑張った後はビールやお酒を飲みたい!

という方も多いのではないでしょうか。

ただし、注意が必要です。

 

 

 

 

 

イギリス・オックスフォード大学の研究によれば、飲酒に安全な量というものは存在せず、
アルコール摂取量が増えるほど、脳の萎縮が進みます。

そうすると、記憶力の低下、認知症の進行に繋がります。

 

筋肉に関するところだと、
お酒を飲むことで「コルチゾール」と呼ばれるホルモンが分泌されます。

ストレスを感じた時に分泌量が増えるため、別名「ストレスホルモン」とも呼ばれるコルチゾールですが、分泌されると筋肉が分解されてしまいます。

 

さらにアルコールは筋合成をする「mTOR」(エムトア)という酵素の働きを弱めてしまいます。
mTORとは、細胞が成長するためのキーファクターで、カラダを成長させるために重要なたんぱく質の一種です。

このmTORは、筋トレやトレーニングによって筋肉に負荷を与えると、タンパク質の量を増やす働きがあり、筋肥大に効果的と言われています。

 

 

飲酒により筋トレ後の筋合成が25%ダウンするという実験データもあります。

 

そして、過度なアルコール摂取は睡眠の質に影響を与え、成長ホルモンの分泌量を減少させてしまいます。

成長ホルモンは、「タンパク質の合成を促す」「体脂肪の蓄積を抑える」など筋肉をつけるために重要なホルモンです。

成長ホルモンの分泌量が減ると、筋トレの成果に悪影響が出てしまいます。

 

 

筋肉にとってはトリプルパンチ👊👊👊

 

ただし、適量のお酒であれば「ストレス解消」などの効果を期待できるので、アルコールの悪影響を理解した上で、嗜む程度に飲むことをおすすめします。

 

 

《アルコールのデメリット》

 

 

・脳の萎縮

 

・筋肉の萎縮

 

・筋合成の低下

 

・睡眠の質低下

 

・満腹中枢麻痺

 

・がんリスクアップ

 

 

 

 

 

《アルコールのメリット》

 

・ストレス発散

 

・適量飲酒による冠動脈心疾患の予防効果

 

・満腹中枢麻痺(たくさん食べたいときにはメリットに)

 

 

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